●パチスロ上達用マシン「クラセレ」・その6


はい。クラセレ特集の第6弾です。

今回は演出の秘密について。

話自体はちょっと複雑なのですが、頑張ってついてきてください。しかも、頑張って理解しても攻略にはほぼ意味がないというオチですけども。


演出と言えば、小役ナビっぽい役割ながら、対応役がチェリーとスイカですよね。この2つはボーナスと重複しているわけでもないのに。まぁ、どちらも取りこぼす役だというのが共通項かな。
毎日毎回この2役を狙うのはしんどいよね~ってことで、取りこぼし軽減のために盛り込んだのかというと、そうは言い切れないのです。チェリーをフォローするのはそれほど面倒くさくないので、スイカのみとかでも良かったはずなのよね、うん。謎でしょ。今回はその辺の話。


早速、配列から確認。
ボーナスマシンは配列チェックからですぞ。

(C) UNIVERSAL ENTERTAINMENT



んで、小役配当表(簡略版)。


こちらは左青7の上にあるチェリー。1リールで払い出しが確定します。



こちらは左コンドルの上にある方。細かい組み合わせは割愛しますが、3リールで払い出しが確定します。



スイカ先輩。絵柄違いはありません。
これが3つ有効ライン上に並べば15枚の払い出し。


さて、本機はボーナスオンリータイプ。それこそ攻略面を抜きにしたら、どこを狙おうが、どういう押し順で打とうが関係ありませんね。全てはプレイヤーの赴くがままです。
なので、ここは一丁変則押しを試してみましょうか。一応、全役フォローするということで、まずは中押し下段ビタでスイカ。


スイカが成立していたら、必ずここで止まります。
4コマスベっても次のスイカを引き込んでこられないから。

右もスイカ目押しすると



このように必ず下段テンパイせざるを得ません。
では、左のスイカを…左コンドル付近は取りこぼす可能性があるので、青7を狙いましょうか。


もちろん。揃います。揃いますが…あれ?
下段スイカと同時に左中段でチェリーが出てませんか? 出ていますよね? 1リール払い出し確定の方が。

5号機の規定では内部で成立していない役が揃ってはいけないことになっています。
もちろん、本機は上段・中段・下段・右上がり・右下がりのオーソドックス5ラインが有効。スイカ成立なのに、チェリーが出るのは大変まずい。では、この形を蹴ってしまえばいいのですが、左がスベろうにも、引き込み範囲内に別のスイカはありません。5ラインであることと、中リールの目押し位置を変えれば上段にも限定できることを考慮したら、左リールのチェリー付近は…



所用時間2分程度で考えた上下段スイカ受け対策版配列ですが、こんな感じになるはず。
(変則押し時のリプレイどうするんだというのはおいといて…)
う~ん…どこがコンドルなんですかねぇってイメージがありますね。どちらかというとパイオニアっぽいかな。ブンブンブンの頃の。とにかく、コンドルの後継機を作っているのにイメージにそぐわないのはコンセプト違反。企画段階で却下でしょう。

というわけで、チェリーが枠内にあるから次のスイカ絵柄を引き込もうにもそれができない。かくなる上はチェリーが出たらまずいから、知らんぷりしてスイカと枠内のチェリーを蹴っちゃえ!
そんな対策も考えられますが、4号機ならいざ知らず、5号機では引き込み範囲内にある役を無理矢理揃えないことも禁止なので、これもNG。

結局は、配列と有効ラインと払い出し役構成からスイカとチェリーは同一フラグということが分かります。
これも近いことを『サンダーVリボルト』でやっているので、勘の良い方は既に気付いていることでしょう。

この理屈を覚えておくと、変則押しプレイで左を止めてない段階でスイカを取りこぼしたら、左に青7を狙うとチェリーで損を緩和する悪あがきはできます。ただし、

左にコンドルの上にあるチェリーはスイカと重なっていないため無効です。気を付けてください。


整理しましょう。
チェリーとスイカの関係は次のようになります。
①チェリーA(左1リールで払い出しが確定する)
②チェリーB(3リールで払い出しが確定する)
③スイカ

チェリー役…①と②が必ず同時に成立
スイカ役…①と③が必ず同時に成立

故に、台枠ランプの演出はスイカとチェリーが必ず対応役としてセットでなければならない。
※ただし、メーカーの配慮であって、5号機の規定としてはセットにしなくてはならないわけではない


ボーナスタイプを作るのは簡単なようですが、ここまで対策を練らないと、違和感なく打つことができる台はできないんですよね。ホント、アクロスには頭が下がります。





2017年02月17日